「ラストノート」に思う離婚後の距離
ドラマ『ラストノート』を見ながら、ずっと思っていたことがあります。
葵さんと元夫の奥田さんの関係です。
離婚した後も一緒にご飯を食べたり、普通に話をしたり、相談をしたり。
しかも、二人が離婚することになった理由は、夫の浮気です...。
それでも、あんなふうに自然に話ができる。
「葵さんすごいなぁ。私には無理だなぁ~」
そんなことを思いながら見ていました。
実は私も離婚するとき、
子どものためにも、離婚後も仲良くできる元夫婦でいた方がいいのかな
と思っていた時期がありました。
でも、実際はそうはいきませんでした。
🍃離婚しても仲の良い元夫婦が理想だと思っていた
離婚をするとき、特に子どもがいると、
「離婚しても、親同士は仲良くしていた方がいい」
そう思う方もいるのではないでしょうか。
私自身もそうでした。
子どもにとっては父親と母親であることに変わりはありません。
だから、夫婦ではなくなっても、子どものことを話したり、時には子どもとみんなで一緒に過ごしたりできる関係でいられたらいい。
その方が子どもにとってもいいのではないか。
そう思っていました。
でも、実際に離婚してみると、私はそういう関係にはなれませんでした。
そもそも、子どもがいるにもかかわらず、もう一緒に暮らせないと判断した相手です。
面会交流などの機会で過ごす時間が重なるほどに、さらに関わりたくないという気持ちが増えていきました。
「離婚したんだから、これからは友達のように」
私には、それは無理でした。
🍃離婚後の元夫婦の関係の正解は、誰が決める?
もちろん、離婚した後も友達のように付き合える元夫婦もいます。
子どもの行事に一緒に参加したり、何かあれば相談したり。
『ラストノート』の葵さんと奥田さんのような関係を築ける人もいるでしょう。
それは、とても素敵なことだと思います。
でも、そうできない人もいます。
そして、そうできない自分を責めないでほしいと思います。
離婚に至った事情も、夫婦だった頃の関係も、人それぞれです。
必要な距離を取った方がお互い穏やかに暮らせるのであれば、それも一つの形です。
私は、親が笑顔でいられることが、子どもの笑顔にもつながっていくと思っています。
離婚後の元夫婦の関係に、
「こうあるべき」という一つの正解はないのだと思います。
🍃お見合いの席で、元配偶者の悪口は言わない
一方、再婚を考えて婚活を始めたときには、少し別の話があります。
以前、お見合いでこんなことがありました。
お見合いの席で、話がいつの間にか元の結婚生活の愚痴や、元配偶者の悪口ばかりになってしまった方がいました。
その結果、お相手から、
「自分と何かあったときも、こうやって人に話されるのかなと思った」
と、お断りされたことがあります。
離婚には、それぞれ事情があります。
傷ついたことも、どうしても許せないこともあるでしょう。
ただ、その時間のほとんどを元配偶者への不満や悪口に使ってしまうと、目の前のお相手には、
「この人はどんな結婚をしたいのだろう」
より先に、
「もし自分とうまくいかなかったら、自分のこともこう話すのかな」
という不安を与えてしまうことがあります。
元配偶者とどんな距離を取るのかと、新しいご縁の場で何を話すのかは、分けて考えてほしいと思います。
🍃お見合いは、これからの相手とお互いを知る場所
一方で、元配偶者と友人のような関係が続いている方も、お見合いの席でその話ばかりにならないように気をつけてほしいと思います。
元配偶者との関係が良好であること自体が悪いわけではありません。
ただ、お見合いの席で元配偶者との楽しかった思い出や、今も良い関係が続いていることばかりを話してしまうと、
「これからのことよりも、まだ過去のことで頭がいっぱいなのかな」
と、お相手に感じさせてしまうことがあります。
再婚を考えるうえで、元配偶者と現在どのような関係にあるのかは、お相手に伝えておいた方がいいこともあります。
でも、
何を、どのタイミングで、どのように伝えるのか。
そこには少し配慮が必要です。
Re:Connectでは、その伝え方も一緒に考えていきます。
そう考えると、『ラストノート』の奥田さんがお見合いをしたら……
葵さんとの楽しかった結婚生活の話に終始してしまうかもしれませんね。
明日は『ラストノート』最終回。
奥田さんは、また葵さんと澄晴くんの関係に横槍を刺そうとするのか。
そして、
葵さんと澄晴くんは、どんなラストノートを残すのか。
楽しみです。
Re:Connect
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